about  “It’s Tough Being a Man – 男はつらいよ”:

山口出身のスタイリスト部坂尚吾がお届けする、ファッションコラム。

ファッションに紐づくアイテムや、スタイリングしたフォトシューティングを不定期ながらコラム形式にてご紹介。

 


スカーフの魅力

しょっぱなから荒唐無稽な話だが、もしもパンツかスカーフしか選べないという選択に迫ら れたら、ひょっとしたらスカーフを選ぶかもしれない。そのくらい僕は年中スカーフを愛用し ている。首元にないと何とも言えない違和感を覚えてしまうのである。

昨今、そんなスカーフが少しばかり注目されているのは嬉しい限りである。肌の露出が多く なってくる時節だが、過度の露出は好ましくないというのが持論だ。そんなとき、さらっと首 にスカーフを用いるだけでずいぶんと印象が変わってくる。また、女性ならば頭部に用いるの もいいだろう(ヘアバンドや、思いきってマチ子巻きなど)。

要するに、男女問わずに使える優れた小道具なのである。 僕の場合は、春夏にはコットン、秋冬にはシルクと、季節に応じた選び方や使い方を分けて 楽しんでいる。加えて、小判、中判、大判と、おおよそ3種類くらいのサイズから選択するこ ともできる。そして、何といっても醍醐味は模様だろう。描かれた模様は、同じものがないと いうくらい多種多様である。実際、スカーフというのは、一度巻いてしまうとその絵柄は他者 には正確にわからない。しかし、自分だけがその全容を知ることができるという究極の優越感 に浸れる。これが集め出すと際限がなくなる最大の要因で、同じことがブレイシーズ(サスペン ダー)にも当てはまる。 話が逸れてしまったが、せっかくスカーフの話におつきあいいただいたので、ここでみなさ んに何枚かスカーフを紹介したい。

 

これらは、”manipuri”というスカーフブランドで、色遣いや瀟洒なプリントが魅力的だ。すべ て職人によるハンドプリントで、ふちは手巻きの三つ巻き縫いで仕上げられており、独特の立 体感や風合いが出ている。

8 月を越えるといよいよ本格的に秋へ移行して衣替えを迎える。季節の変わり目に、首元に 巻いて楽しんでみてはいかがだろうか?

 

スカーフ上 ¥11,880、スカーフ下 ¥11,880
(以上すべて manipuri / FLAPPERS 03-5456-6866)

※価格はすべて税込価格

 

※本記事はSPIBE(http://spibe.jp/)からの転載となります。掲載されている価格は公開当時のものとなり、現在とは異なる可能性があります。

 


 1985年山口県宇部市生まれ、広島県東広島市育ち。松竹京都撮影所、テレビ朝日にて番組制作に携わった後、2011年よりスタイリストとして活動を始める。2015年江東衣裳を設立。映画、CM、雑誌、俳優・タレント・文化人のスタイリングを主に担い、各種媒体の企画、製作、ディレクション、執筆等も行っている。山下達郎と読売ジャイアンツの熱狂的なファン。

 

Shogo Hesaka “Karnel” Interview :

ファッションという視点から地元を見つめるスタイリスト:部坂 尚吾