旧暦の正月にあたり、エネルギーの変わり目と言われている2月4日、コワーキングスペース「THE COMPANY」でパーティが行われました。主催は、芸術的なセンスで先進的な料理を提供してくれる『PINOX』水野健児さんと、福岡でも珍しいパーティープランナーの肩書をもつ『Maison de party』の楢橋さゆりさん。「福岡にももっとコンセプトのあるパーティを」という想いの元、空間づくりを楢橋さんが、料理の世界を水野さんが担当する形で実現したそう。
料理もひと言で語れるようなものはひとつも並んでいません。例えば小さなハンバーガーは、ゆず天然酵母の自家製パンのバンズ、4時間煮込んだ国産牛スネ肉の煮込み、かなり固く作ったマヨネーズには隠し味に練乳を加え、ジェノベーゼソースにはワカサギの塩漬けを…その全てに物語が有るものばかり。右のトマトは、日本では栽培が難しいと言われているヨーロッパの品種を全て成功させ、さらに味の探求をし改良を重ねている日高農園のトマトです。それをそのままでももちろん美味しいのですが、新しくコンソメのピペットを口に含んで。
参加された約30名の皆様も、料理に舌鼓をうちながら、パーティをそれぞれに楽しんでいました。
パーティのラストに、参加者全員で記念撮影。
今回のパーティ、空間と料理、そしてその場、その時間を楽しもうとする人たちで、まさに新しいパーティ空間の提案というものでした。このような時間にインスパイアされて、自然発生的に各地で行われる様々なパーティシーンが、より意義あるものになるといいと思えた時間でした。
ピノックス公式 水野健児 熊本市出身
メゾンドパーティ公式 楢橋さゆり 福岡県古賀市出身
撮影:Roots